内容紹介
明治後期、人身売買の競りにかけられた少女チヌと姉のサヨリ。チヌは矢津遊郭の「東陽楼」の娼妓となり、大地主・若水公三郎を旦那につけることで二番手娼妓に出世する。サヨリは女衒・瀬島に見出されるも身を持ち崩し、瀬島を捜し求めた末に殺害。チヌは若様からの結婚の申し出を受け一児を成す。ふたりの姉妹の運命が分かれる中、女衒・瀬島の半生が語られる。※この作品は『ストーリーな女たち』Vol.111~114に収録されています。重複購入にご注意ください。
レビュー27
5/52025/12/03 ぽん吉
ぜんちゃん…(´;ω;`) お父さんの名前継いどったよ。 お父さんは仏がなんかかと思ってたけど、キサさんにそばにいてほしくてなんでも許してただけなんやろな。 ケンカするのが怖かったんか。
5/52025/07/29 iar
瀬島の過去が壮絶で苦しかったですが、読めてよかったです。母親がいっそ消息不明であれば、父親の仕事を器量よく手伝ったり…裕福な女性に見初められて幸せな道を選んでいたり…何か少しでも違えば…などと願ってしまいました。若様の成仏を願う想いや、だからこそ「人が愛しい」と言う言葉が染みます。