内容紹介
ほんの2分ほどのお昼のニュースで流れたのは、弟の死を伝えるものでした。職人気質でお酒を飲むと財布のヒモがゆるくなる父、肝が据わっていてよその子でも平気でしかり飛ばす母、思春期をこじらせて素直になれない姉、そして自由奔放でヤンチャだけど誰からも好かれた弟。どこにでもあるような家族の風景が、警察からの一本の電話によって一瞬にしてもろく崩れ去ることに…。肉親を突然失ったある家族が、再び歩き出せるようになるまでをつづった描きおろしオリジナルコミックエッセイです。
レビュー4
5/52025/11/26 きりや
身内の死に向き合うのは、辛い面もあったでしょう。 この作品を読んで、毎日ハンドルを握る自分もしっかり安全を意識して運転しようと思えました。 ちょっと素行が悪くても、天真爛漫で優しい子だった弟くん。うちの息子も高校生になって少々やんちゃになりましたから、あの年頃の男の子の気分がよくわかり、ご家族が手を焼くのも共感しました。生きてたら素敵な大人になられたことでしょう。 どうか安らかに...。
5/52024/12/11 .*・りえ
職場のパソコンで流れてきた記事から気になって購入しました。内容のリアルが伝わってきて、読みながら『これを書いてるのが当事者なんて…』となんとも言えない気持ちになりました。 お母さんの強さや、お父さんの不器用さ、作者の後悔や辛さ。とても分かりやすかったです。 孝くんが生きた証が本として残せた事は、孝くんに関わってきた全ての人が嬉しいことだと思います。 この本を偶然にでも知れてよかったです。