内容紹介
恋に狂って、恋に生き、恋に死んだ一人の憐れで滑稽な女。それが私の母だった人。ミネレーリ・ヤヌアール伯爵令嬢にはいくつもの二つ名がある。“いわくつきの令嬢”“笑わない氷の令嬢”そして、“狂女の娘”――。ミネレーリは生を受けて以来、記憶にある母親はいつも父親に恋焦がれていた。だけど父親は母親と結婚する前にすでに恋人がいて、二人の間にはリリーローザという、ミネレーリと一月しか生れ月が変わらない娘がいて……。ミネレーリは母親が亡くなった後、自分のことを忌み嫌う父親に引き取られ、養母と異母妹のリリーローザと4人で暮らすことになる。異母妹に対する偏愛と自分に対する嫌悪を隠さない父に、ついに傷つかなくなるように成長したミネレーリは、ある日、公爵嫡男カクトスと偶然出会うことに。それが、父親が誇る“家族”の仮初の幸せを暴く、すべてのきっかけになるとは思いもよらず……。
レビュー1
4/52025/10/23 胡麻ぽんず
ミネレーリの母親が狂うほど愛した父親って全然イケメンじゃないし、無実の娘に手をあげて不躾なことをしでかしたバカ娘を庇うようなクズじゃん。 こんな奴のために死を選んだなんて勿体ない。 ミネレーリももっと早くお祖母様のいる公爵家に行けばよかったのに。 これからは我儘な義妹やクズ親の顔も見ないで済むし穏やかに過ごして…。 プロポーズの事は落ち着いたらゆっくり考えればいいよ。