内容紹介
令嬢クロエは、騎士であるリュシアンと政略的な婚約をしていた。極上の外見を持つリュシアンはぶっきらぼうだが、赤毛のコンプレックスを持つクロエに優しかった。しかしある日、王太子の妹であるレティシアの護衛に抜擢されてから、クロエのもとをリュシアンが訪れることはなくなった。レティシアからも敵意をむき出しにされて、クロエは疲弊するばかり。リュシアンは美しいレティシアに惚れ、元々政略婚だった自分には興味を失ったのだろう、とクロエは諦め半分でリュシアンに婚約の解消を申し出たのだが――。「君との婚約をやめるつもりはない。婚約破棄は受け入れられない」リュシアンからはそんなふうに婚約解消を断られて!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
レビュー1
2/52025/04/10 いぬい
主人公が受けた仕打ちのわりに即円満で違和感。理由があるにしても婚約者はろくに贖罪せずに許されてしまうし、王太子もお父様もいくらでも主人公に真実を教えられるタイミングはあるのに放置。王女が完全な悪ならまだしも、愛に飢え世辞を間に受けた愚かな子と思うと憎むにも憎めず、ひたすらに後味が悪い。主人公の誤解に対して、婚約者は王女に好きと言ってないと主張するが、和解まで主人公にも好きだと言ってないし無理がある