5/52025/08/09 柿崎はやお

なろう発の小説としては別格の面白さを誇る傑作。
異世界チートも魔王もない。だが恐ろしい、おぞましい。何が?
異端者を迫害し排除する思考と行動を躊躇いなく選択し、さらにそのことに疑問を抱かず愉悦すら覚える人間社会がだ。
読み進める内に読者は思う。『なんかおかしくね?』と。
主人公はそんな歪んだ社会で翻弄されながら、己が信念を貫く傑物だ。彼が切り開く未来が明るい時代であることを望む。