内容紹介
忘れられない、父への思いは―― 外資金融勤めの長女・世利子、ドラマプロデューサーの次女・比成子、現役東大生で研究に夢中な三女・実地子、そして東大不合格、私大に通う末っ子長男・一理―― 上の三人は全員東大に進学した「東大女子」な、坂咲家の4きょうだい。終活のためマレーシアから急遽帰国した母に、比成子が世利子の交際相手・岸里を「最後の機会かも」と突如引き合わせる。驚き憤慨する世利子だが、怒りを抑えて岸里の気持ちを尊重し… 複雑な胸中で母を見送り、4人での穏やかな暮らしが再開する。一方、世利子の父への憧憬を感じ取っていた岸里は、実は母から父の連絡先を託されており…!?
レビュー5
5/52026/03/31 さとこふ
三姉妹を末っ子長男の目線で形どるお話。静かな淡々とした話で、激しい浮き沈みや極端な悪意が苦手な私からすると安心する。凪の中のわずかなさざ波がとてもおもしろい。このお話が好きな方は、同じ構図の。小説『流しの下の骨(江國香織)』をぜひ読んでみてください。
5/52026/03/14 めいか
よりちゃん達のお父様の気持ちわからなくもないなぁ。 男としてのプライドとかもあったのかもね…