内容紹介
「長くても後1年と思ってください」医者が余命を告知する。夫の慎平さんの目から涙がこぼれた。その時、私は決めたのだ。50年前、夫の恋人だった女性、美千代さんを探し出し、夫に会わせるのだ。夫と私は親が決めた許嫁だった。最終的に夫は私を選んでくれたけれど、美千代さんへの思いは残っていたはず。偶然、同じ病院に来ていた孫の莉奈と、その恋人、航太に相談する。「焼けぼっくいに火が点いちゃうかもよ?」と心配する莉奈に「実はね、慎平さん、もう長くないの」と告げる。思わず凍り付く莉奈達に、胆管ガンで、もう手術は難しい。いよいよという時まで周りには伏せておこうと2人で決めた。ただ、これだけは叶えたい。でも、どうすればいいか分からないから若い人の力を借りようと思った、と告げる。莉奈が早速ネットで情報を見つけてきた。北海道でお店をやっているらしい。慎平さんに会わせるまで内緒にしておきたい。先に私だけが会って話す事にしよう。莉奈達に付き添って貰って北海道へ行く事にした。一方、黙って付き合っていた航太には、ある複雑な思いがあった…!?
レビュー2
50年壊れない愛もあるんだなって見せつけられたら、面倒なことにも向き合えばようになったのかな。よかったね。園子さんのおかげだね。
恋愛結婚じゃなくても園子さんと慎平さんは今だにラブラブなんだね。 園子さん、ちょっと思い込みが激しいよね。 50年も離れて暮らしてる元恋人に慎平さんを託したいなんて…。 だってお互いに思い合ってる夫婦なんだからそんな事にエネルギー使わないで余命を二人で楽しく穏やかに過ごすのが一番だよ。 それにしてもクズだと思ってた航太がしっかり子育てしてる事にビックリ! 変われば変わるもんだ〜。