内容紹介
「私が何者かの答えを与えてくれる者は、この世にいない そんな答えを探すのはやめた」 遺伝子操作が産業として発達し、水没した街の残骸では人間以外の動物の遺伝子を持つ者が混在して暮らす世界。遺伝操作を生業とする生体操作師・音喜多の元に様々な事情を抱えた者たちが訪れるバイオSF「螺旋じかけの海」。海中から届く信号は誰かの脳波?その正体とは──音喜多の出自にまつわる長編「海を飼う者」 前中後編 計197ページを収録。商業誌終了後、作者個人にて続編を制作した「人間と他生物を分かつものは何か」を問う生物系SF、完結!
レビュー8
5/52026/05/29 名無し
誰もが他者を傷つけ犠牲にしながら生きているのだと考えさせられるストーリーでした。生きることは簡単な善悪では語れないのだなぁ〜。
5/52025/01/13 マリン
ある深海アンコウはオスとメスが融合すると知って、融合するオスの死はいつ?どんな経緯でそんな進化になったの?という疑問と同時に「進化」の恐ろしさを感じたことを思い出しました。 この作品で描かれる「進化」はまさにそんな話でした。 最後のドガとオトのやりとりがすごく良かったです。 オトにとって「ヒト」と「それ以外」の違いはドガがその答えになったんでしょうね。 素晴らしい作品をありがとうございました。