内容紹介
殺人弁護士が、凶悪犯罪者に正義の鉄槌をくだす! 「半グレ」草下シンヤが描く、もう一つの裏社会コミック!! 人の命は平等なのか? 事件被害者たちの声なき悲鳴。なくならない凄惨な事件。守られない人権。問われる公平性。「無罪仕事人」といわれる優秀な弁護士・霧島司(きりしま つかさ)には、ある秘密があった。罪とは何か、罰とは何か。真実を裁定する“法外”裁判が開廷する。
レビュー1
5/52025/08/20 柿崎はやお
日本の法制度は更正主義を採用している。作中の若手弁護士のように『裁判は絶対だ』という盲信が根幹にある。 確かに罪を犯した人間も、それが過失や防衛によるものならば一律に犯罪者とみなすべきではない。 だがそれが高じて、明らかな腐れ外道にまで断罪を躊躇うようになった結果加害者が得をする社会になってしまった。厳罰を忌避する本音は人間愛ではなく、被害者が加害者に反撃することを肯定したくない思惑があるんだな。