内容紹介
俺はトガシ。生まれつき足が速かった。だから、100m走は全国1位だった。「友達」も「居場所」も、“それ”で手に入れた。しかし小6の秋、初めて敗北の恐怖を知った。そして同時に味わった。本気の高揚と昂奮を──。100mの全力疾走。時間にすれば十数秒。だがそこには、人生全てを懸けるだけの“熱”があった。 高校から10年。元天才は、“走る意味”を探していた。 インターハイの舞台で、小宮との再会を果たしたトガシは、変わり果ててしまった小宮に、人生で初めて“敗北”する。──それから10年、“走る意味”を失い、並の選手になってしまったトガシは、再起を懸け、“日本陸上”を目指すのだが……? たった100mに人生を懸けた男の物語、完結!!
レビュー13
5/52026/03/03 まんまる太郎
何かに「ガチになる」って、まじで凄くて自己満で良いんだって思った。不安は絶えず出てくるけど、結局自分は今を生きるしかないし他人を気にしたとしても意味の無いこと。この事を頭に叩き入れて、私も好きな事にガチになろうと思った。(翻訳:ひゃくえむ。最高!!!)
4/52025/09/23 まっち
チ。もそうでしたがこの作者は読者に理解を任せるやり方が好きなんでしょう。 自分は陸上に携わったことが無いですが、財津さんが社会人になって王者として君臨していたあたりが何かリアルというか彼の学生時代のその後も少し想像したりして。 主人公が主人公じゃ無いってあたりがチ。とも共通していてそこが好きでした。